WETON
ウェトンとは?
ウェトンは、生まれた日の7曜(月〜日)と5日周期の「パサラン(市日)」を組み合わせ、35日周期「セラパン」の組み合わせと各日に割り当てられた数値「ネプトゥ」の合計から、性格や相性、吉日を判定するジャワの伝統的な誕生日体系です。
基本情報
- 体系
- 命(生年月日の曜日と市日の組み合わせから読む)
- 発祥地域
- インドネシア(ジャワ)
- 必要なもの
- 生年月日(相性判定時は相手の生年月日も)
- 得意なテーマ
- 相性・人生・時期
- 時間軸
- 人生全体・近日
歴史と発祥
ウェトンはジャワの伝統的な誕生日体系で、7曜(月・火・水・木・金・土・日)と、パヒン・クリウォン・ルギ・ワゲ・ポンの5日からなる「パサラン(市日)」を組み合わせて成り立ちます。この2つの周期が重なることで生まれる35日の周期は「セラパン」と呼ばれ、生まれた日の曜日とパサランの組み合わせがその人固有のウェトンとなります。
曜日とパサランのそれぞれには「ネプトゥ」という数値が割り当てられており、両者を合算した値でその人の性格や運勢を判定します。婚礼など重大な決断の前の相性判断や、田植え・収穫の時期選びにも使われる、ジャワで今も現役の習慣です。夫婦になる2人のネプトゥ合計は、離婚傾向を示す「PEGAT」から諍いの多さを示す「SUJANAN」まで7つの分類に当てはめて相性が読まれます。
やり方・仕組み
- 01生年月日から、生まれた日の7曜(月〜日)を特定します。
- 02同じ生年月日から、5日周期のパサラン(パヒン・クリウォン・ルギ・ワゲ・ポンのいずれか)を特定します。
- 03曜日とパサランそれぞれに割り当てられた数値「ネプトゥ」を合算します。
- 04合算した数値をもとに、性格や運勢、相性判定であれば7つの分類のいずれかを読み解きます。
わかること(得意なテーマ)
生まれ持った性格の傾向のほか、結婚相手との相性や、物事を始めるのに適した時期を読むのに向いています。一方でこの体系はジャワの民間伝承にもとづく分類方式であり、相性の7分類なども固定的な枠組みで読むため、個々の関係性の細かな機微まで説明しきれるものではありません。
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参考文献・出典
- PUI Javanologi UNS(ジャワ学研究所): Javanese Tradition: Weton(https://javanologi.uns.ac.id/en/2022/10/17/weton-en/)
