QIZHENG SIYU
七政四餘とは?
七政四餘は、太陽・月と五星(日月五星)に、羅睺・計都などの虚星を加えた「四餘」の位置を天体暦計算で求め、命盤の宮に配して人生の傾向を読み解く中国の命の占術です。唐宋期に西域から伝わった占星術の要素と、中国の伝統的な命理学が融合して成立したと伝わります。
基本情報
- 体系
- 命(七つの天体と四つの虚星の位置を命盤の宮に配して読む)
- 発祥地域
- 中国
- 必要なもの
- 生年月日・出生時刻
- 得意なテーマ
- 人生・時期
- 時間軸
- 人生全体
歴史と発祥
七政四餘は、日・月・五星(火・水・木・金・土)の「七政」に、羅睺・計都・月孛・紫氣などの実体を持たない「四餘(虚星)」を加えて読む中国の天体占星術です。唐から宋の時代にかけて、インド由来の羅睺・計都の概念など西域の占星術が中国に伝わり、中国の伝統的な命理学と融合して成立したと伝わります。
代表的な古典に、明代の萬民英が著した『星學大成』などがあり、天体の位置計算にもとづいて命盤の「宮」に七政と四餘を配し、その配置から人生や物事の時期の傾向を読み解く体系が伝えられています。四餘の定義をめぐっては清代にも学者の間で議論があったと伝わり、流派によって解釈が分かれる点も特徴です。
やり方・仕組み
- 01生年月日・出生時刻を用意します。
- 02天体暦計算により、出生時点の七政(日月五星)の位置を求めます。
- 03あわせて四餘(羅睺・計都などの虚星)の位置を算出します。
- 04七政と四餘を命盤の「宮」に配置します。
- 05宮ごとの配置から、人生や物事の時期の傾向を読み解きます。
わかること(得意なテーマ)
生まれ持った人生の傾向や、物事が動く時期を読むのに向いています。一方で四餘の定義や解釈は流派によって異なり、歴史的な議論も残っているため、鑑定者によって読み方に幅が出やすい占術です。また日本での認知度は低く、実践者・資料ともに中国語圏に偏っている点にも留意が必要です。
関連する占術
参考文献・出典
- Wikipedia: 七政四餘(https://zh.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%83%E6%94%BF%E5%9B%9B%E9%A4%98)
