ISLAMIC ASTROLOGY
イスラム占星術とは?
イスラム占星術は、西洋占星術と共通する天体の位置計算を土台に、中世イスラム世界で発展した独自の解釈体系を適用して人生の傾向や物事の時期を読む命の占術です。中世には天文学と一体となって発展し、今日の西洋占星術の源流のひとつともされています。
基本情報
- 体系
- 命(天体の位置を中世イスラムの解釈体系で読む)
- 発祥地域
- 中東
- 必要なもの
- 生年月日・出生時刻・出生地
- 得意なテーマ
- 人生・仕事・時期
- 時間軸
- 人生全体・近日
歴史と発祥
イスラム占星術は、古代バビロニアやヘレニズム、インドの天文占星術の伝統を受け継ぎながら、中世イスラム世界で独自に発展した体系です。バグダードを中心とする学問の隆盛のなか、天体観測にもとづく天文学と占星術が一体のものとして探求され、多くの学者がその理論を精緻化しました。
10〜11世紀に活躍した学者アル=ビールーニーをはじめ、当時の知識人たちは占星術の技法を体系立てて記録に残しました。占星術の妥当性そのものをめぐっては当時から宗教的・学問的な議論があり、一枚岩の実践ではなかった点も特徴です。中世イスラム世界で培われた技法は、後の西洋占星術にも影響を与えたと考えられています。
やり方・仕組み
- 01生年月日・出生時刻・出生地を用意します。
- 02これらの情報から、出生時点の天体の位置(ホロスコープ)を計算します。
- 03天体の配置を、中世イスラム世界で発展した解釈の枠組みにあてはめます。
- 04各天体・宮の意味を組み合わせて、人生の傾向や物事に適した時期を読み解きます。
わかること(得意なテーマ)
生まれ持った性格や人生の流れ、物事を進めるのに適した時期を読むのに向いています。一方で流派や写本によって解釈の細部が異なり、中世の体系化の経緯についても学術的に確定していない部分が残るため、断定的な結論よりも大きな傾向を読む占術として捉えるのが実情に近いといえます。
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参考文献・出典
- Wikipedia: Astrology in the medieval Islamic world(https://en.wikipedia.org/wiki/Astrology_in_the_medieval_Islamic_world)
